身近な堤防から、ズッシリとした重量感のあるターゲットが狙えるタコ釣り。
手軽に始められるのに、奥が深いため多くのアングラーを虜にしています♪

海底からタコを「グッ!」と引き剥がす感覚が最高!
そんな魅力たっぷりのタコ釣りですが、釣果を大きく左右する重要なアイテムがラインです。
「タコ釣りにはPEラインがいいって聞くけど、太さはどれくらい?」とか、「ナイロンラインでも代用できるのかな?」と、ライン選びで迷われている方も多いはず。

タコ釣りにおすすめな、最強のラインはどれ?
そこでこの記事では、堤防からのタコ釣りに最適なPEラインを厳選してピックアップし、選び方のポイントやナイロンラインの活用法について、解説しましたので参考にどうぞ♪
というわけで、この記事は「タコ釣りにおすすめなPEライン6選!堤防で使えるナイロンも」について書きました。
- 堤防や船タコ釣りに使うラインの選び方を知りたい人
- おすすめのタコ釣り用PEラインを探している人
- ナイロンラインをタコ釣りに使えるか知りたい人
タコ釣りにPEラインが最適な理由

タコ釣りでは、数あるラインの中でもPEラインの使用が断然おすすめです。
その理由は、PEラインが持つ3つの大きな特徴にあります。

PEラインを使えば、釣果アップ間違いなし!
- 感度が非常に高い: PEラインはほとんど伸びないため、海底の地形変化や、タコが仕掛けに触れた際の「モゾモゾ」とした繊細なアタリも、手元に明確に伝えてくれる。
- 圧倒的な強度: 同じ太さの他のラインと比較して、直線的な引っ張り強度が非常に高いのが特徴。タコとの強引なファイトでも、安心してやり取りができる。
- フッキングパワーが伝わりやすい: 伸びが少ない特性は、アワセの力をダイレクトにハリ先へ伝達させる。これにより、硬いタコの体にしっかりとフッキングを決めることが可能。
これらの理由から、タコ釣りではPEラインが最強の選択肢と言えます♪
タコ釣り用PEラインの選び方
タコ釣り用のPEラインを選ぶ際には、いくつか重要なチェックポイントがあります。
下記の基本要素をしっかりと押さえて、最適な1本を見つけましょう!
太さ(号数)
堤防からのタコ釣りでは、根掛かりとの戦いは避けられません。
そのため、ラインにはある程度の太さと強度が求められます。

細いラインだと、海底に張り付かれた際に剥がせない……
一般的に、PEラインの3号〜5号あたりが最も扱いやすく、おすすめです。
このくらいの太さがあれば、万が一根掛かりしても回収できる可能性が高く、キロ級の大型タコが掛かっても、強引に海底から引き剥がすことができます♪
編み数
PEラインには、原糸を何本編み込んで作られているかを示す「編み数」があります。
主流は「4本編み」と「8本編み」です。

編み数で、ラインの特性が変わる!
- 4本編み: 表面がザラザラしていて、8本編みに比べて根ズレに強いのが特徴。価格も比較的リーズナブル。タコ釣りのように根ズレが多い釣りには、こちらがおすすめ。
- 8本編み: 表面が滑らかで、キャスト時の飛距離が出やすいのが特徴。しなやかで扱いやすいですが、価格は高め。
強度
ラインの強度は「lb(ポンド)」という単位でも表記されます。
号数だけでなく、このポンド数も確認することで、より安心して使えるラインを選ぶことができます。

強ければ強いほど、安心してファイトできる!
タコ釣りで使用するPEラインであれば、40lb〜60lb程度の強度があれば十分です。
パッケージに記載されている強度表記をしっかりとチェックして、パワフルなタコとの勝負に備えましょう♪
カラー(視認性)
PEラインには様々なカラーバリエーションがあります。
見落としがちですが、このラインカラーも釣果を左右する重要な要素。

見やすいラインは、快適に釣りできる!
タコのアタリは、竿に「グッ!」と重みが出るだけでなく、ラインが「モゾッ」とする変化で現れることも多々あります。
そのため、視認性の高い単色カラー(ライムグリーンやイエローなど)が、ラインの動きを目で追いやすくなり、アタリを目で見て楽しめておすすめ♪
タコ釣りにナイロンラインは使えるか
「手持ちのナイロンラインはタコ釣りに使えないの?」という疑問を持つ方もいるかもしれません。
結論から言うと、太い号数であれば使えないことはありません。

PEラインが一番だけど、ナイロンも条件付きでOK!
ナイロンラインはPEラインに比べて根ズレに強く、価格が安いというメリットがあります。
堤防の壁際を探るような、飛距離を必要としない釣りなので、6号(20lb)以上の太いナイロンラインも選択肢に入ります。
ただし、PEラインに比べて感度が低く、伸びやすいため、アタリを取りにくかったり、フッキングパワーが伝わりにくかったりするデメリットがあることも覚えておきましょう。
タコ釣りにおすすめなPEライン
シーガー PE X8
1つ目のタコ釣りにおすすめなPEラインは、クレハが誇る高コスパPEライン、「シーガー PE X8」です。
「ここぞ!」という場面で絶対にラインブレイクしたくない、信頼性を最優先するアングラーに選んでほしい、高品質な8本編みPEラインです。
フロロカーボンリーダーで絶大な信頼を誇る「シーガー」ブランドが、その技術を惜しみなく投入して作り上げた、タコ釣りにもおすすめできるライン♪

クセがなく、使いやすいPEライン!
最大の特徴は、8本編みならではの圧倒的な強度としなやかさ。
超高感度・超高強力なグランドマックスPEを採用し、タコがエギに触れるモゾとしたアタリも逃さず、海底に張り付いた大型タコを強引に引き剥がすパワーも兼ね備えています♪

表面が非常に滑らかなため、キャスト時も快適で、ストレスフリーに釣りに集中できます。

8本編みならではの滑らかさが、快適な釣りを約束してくれる!
クレハの「シーガー PE X8」は、安価ながらしっかりとした品質で、タコ釣りにおすすめなPEラインです♪
DUEL (デュエル) HARDCORE X4 PRO タコ
2つ目のタコ釣りにおすすめなPEラインは、タコ釣りの過酷な状況を想定し、対タコ用に特化して生まれた専用PEライン、デュエル「HARDCORE X4 PRO タコ」です。
根ズレとの戦いを宿命づけられたこの釣りにおいて、コストを抑えつつも、とにかくタフに使えるラインを求めるアングラーに最適な1本です♪

タコのために作られた専用ライン!
最大の特徴は、その圧倒的な耐摩耗性能。
密に編み込まれた4本編みの原糸に、デュエル独自の熱処理技術「H.I.P.製法」をプラス。
これにより、原糸同士の密着性が高まり、ザラザラの海底やコンクリートの堤防際を攻めても、毛羽立ちにくく、本来の強度を長く維持してくれます♪

また、適度な「ハリ」と「コシ」を持たせたラインは、ライントラブルを軽減してくれるのも嬉しいポイント。
8本編みのようなしなやかさはありませんが、その分、初心者でも扱いやすく、手返し良く釣りを続けることができます。
デュエル「HARDCORE X4 PRO タコ」は、コスパ良く、タフに使えるタコ釣り専用ラインを探している方におすすめできる、堤防で使えるPEラインです♪
ヤマトヨテグス(YAMATOYO) ストロング4 PE船タコ
3つ目のタコ釣りにおすすめなPEラインは、船のタコ釣りを想定して設計された、プロ仕様のタフネスPEライン、ヤマトヨテグス「PEストロング4 船タコ」です。
船上で鍛え上げられたその強靭さは、堤防からのタコ釣りにおいても絶大な信頼性を誇ります。
「とにかく頑丈で、視認性が高く、それでいて安い!」という三拍子揃った、究極のコストパフォーマーです♪

船釣りで鍛えられたタフさが、堤防でも活きる!
このラインの真髄は、徹底した現場主義から生まれた実用性の高さにあります。
特殊樹脂コーティングが施された4本編みのラインは、根ズレや摩擦に強く、堤防の基礎やカキ殻など、タフなストラクチャー周りを果敢に攻めることができます。
また、10mごとに色分けされたマーキングは、タコが潜む水深を正確に把握するのに役立ち、戦略的な釣りをサポートしてくれます。

Amazonでの評判も良くておすすめ♪
高価なラインのように繊細さや滑らかさはありませんが、タコ釣りに求められる「強度」と「実用性」を、驚きの価格で実現しています。
ラインの消耗が激しいタコ釣りにおいて、気兼ねなく使える「PEストロング4 船タコ」は、ベテランから初心者まで、すべてのアングラーの強い味方となってくれる、タコ釣りにおすすめなPEラインです♪
LINE SYSTEM(ラインシステム) 蛸 ナイロン
4つ目のタコ釣りにおすすめなラインは、PEライン全盛のタコ釣りにおいて、あえてナイロンという選択肢を提示してくれる、根ズレに特化した専用ナイロンライン、ラインシステムの「蛸 ナイロン」です。
特に、堤防の壁際や足元のゴロタ石周りなど、ラインが常に何かに擦れるような近距離戦で、その真価を発揮します♪

PEにはない「しなやかさ」と「強さ」が武器!
最大の特徴は、ナイロン素材ならではのしなやかな特性と、圧倒的な根ズレへの強さ。
PEラインに比べて伸びがあるため、タコが掛かった際のライン切れを抑制し、身切れによるバラシを軽減してくれます。
また、表面が非常に滑らかで、コンクリートやカキ殻に擦れても傷が入りにくく、安心してストラクチャーをタイトに攻めることができます。
PEラインほどの感度はありませんが、その分、タコに違和感を与えにくく、じっくりと抱かせることができるのもメリットの1つ。
何より、非常にリーズナブルな価格なので、根掛かりを恐れずにガンガン使えるのが嬉しいポイント♪
ラインシステム「蛸 ナイロン」は、PEラインとは違うアプローチでタコを攻略したい、そんな探究心旺盛なアングラーにおすすめしたい、タコ釣りにおすすめなラインです♪
ダイワ UVF PEデュラセンサーX8+Si2
5つ目のタコ釣りにおすすめなPEラインは、ダイワの最先端技術が結集した、ワンランク上の万能PEライン、「UVF PEデュラセンサーX8+Si2」です。
タコ釣りだけでなく、他の様々な釣りでも最高のパフォーマンスを求めるアングラーにとって、これ以上ない選択肢となるライン。

最新技術の高性能PEライン♪

このラインの心臓部とも言えるのが、ダイワ独自の「UVF(Ultra Volume Fiver)加工」と「Evo Silicone²(+Si2)加工」です。
高密度に編み込まれた原糸は、同じ号数でも従来品よりワンランク上の強度を誇り、特殊なシリコンコーティングが施された表面は、驚くほど滑らか。
これにより、キャスト時の飛距離が向上するだけでなく、ガイドとの摩擦が減り、ラインの耐久性が劇的にアップしています♪

耐久性が高くてGOOD♪
タコ釣り専用ラインではありませんが、その圧倒的な耐摩耗性と高感度は、根が荒い場所でのタコ釣りにおいても絶大なアドバンテージとなります。
一度この滑らかさと強度を体験すれば、もう他のラインには戻れないかもしれません♪
ダイワ「UVF PEデュラセンサーX8+Si2」は、あらゆる状況で最高の性能を求める、妥協を知らないアングラーにこそ、ぜひ試してほしいタコ釣りにおすすめなPEラインです♪
シマノ(SHIMANO) PEライン タナトル8
6つ目のタコ釣りにおすすめなPEラインは、強度、感度、視認性、すべてが高レベルなシマノの「タナトル8」です。
「タナトル8」は、コストパフォーマンスに優れ、多くの釣り人に愛用されているPEライン♪
大ダコがかかってきても、安心してやり取り可能な高強度を誇るPEラインです。

素材は、高分子量ポリエチレン♪
しなやかでソフトに仕上げられたPEラインで、低伸度で耐摩耗性が高くておすすめ♪
シマノ独自の工法を採用した8本編みPEラインで、ラインの表面抵抗が滑らかなので、放出時の抵抗が少なく、ストレスなくオクトパスフィッシングを楽しめます。

高品質な原糸と緻密な編み込みにより、感度も非常に高いので、マダコぬるっとしたアタリも確実に捉え、多くの方に最適な満足いく仕上がりです。

マダコ釣りには、4号がおすすめ♪
カラーは、5色に色分けされたマーキングが施されているため、水深把握も容易で、釣果アップに貢献してくれます♪
シマノの技術が詰まった「タナトル8」は、タコ釣りをこれから始める方はもちろん、ベテランアングラーにもおすすめできる、最強なPEラインです♪
タコ釣りにおすすめなPEライン:まとめ
この記事は、「タコ釣りにおすすめなPEライン6選!堤防で使えるナイロンも」について書きました。
タコとアングラーを繋ぐ唯一の命綱であるラインは、タックルの中でも非常に重要な役割を担っています。
どんなに良いロッドやリールを使っていても、ライン選びを間違えてしまうと、釣れるタコも釣れなくなってしまいます。
今回ご紹介した選び方のポイントを参考に、ご自身の釣りスタイルに合った最適なラインを見つけてみてください♪
信頼できるラインシステムを組むことが、タコ釣果アップへの一番の近道です!
ぜひこの記事を参考に、最強のラインを手に入れて、美味しいタコをたくさん釣ってください♪
たくさん釣って、最高のフィッシングライフを楽しみましょう!

本記事は、運営者が独自の調査に基づき、プライバシーポリシーに則って、消費者庁・国民生活センター・厚生労働省の発信を参考に作成しています。