サワラの鋭い歯をかわし、高速巻きでリアクションバイトを誘発する「ブレードジギング」。
近年、サワラキャスティングゲームにおいて最強のメソッドとして定着し、専用のブレードジグも数多く登場しています♪
巻くだけでガツン！と来るから、初心者でも楽しい！
しかし、いざ釣具屋に行くと、素材や重さ、カラーなど種類が多すぎて、「どれが一番釣れるの？」とか、「タングステンってどうなんだろ？」と迷ってしまうことも。
サワラにおすすめなブレードジグはどれ？
そこでこの記事では、サワラゲームで実績抜群の最強なブレードジグの選び方や、釣れるカラー、タングステンと鉛の使い分けなどを解説し、おすすめのブレードジグを厳選して紹介しましたので参考にどうぞ♪
というわけで、この記事は「【最強】サワラにおすすめなブレードジグ8選！釣れるカラーやタングステンも」について書きました。
- サワラ用のおすすめブレードジグを知りたい人
- タングステン製と鉛製の違いや使い分けを知りたい人
- 釣れる最強カラーや重さの選び方を知りたい人
サワラ用ブレードジグの選び方
サワラキャスティングで最強の釣果を上げるためには、ジグ選びにいくつかのポイントがあります。
まずは下記の要素をチェックして、自分のフィールドに合ったジグを見つけましょう！
素材
ブレードジグには、高比重なタングステン（TG）製と、一般的な鉛製があります。
サワラゲームにおいて、有利なのは飛距離の出る「タングステン」です。
- タングステン（TG）：比重が重いため、同じ重さでもシルエットを小さくできる。サワラが偏食するマイクロベイトにサイズ感を合わせやすく、飛距離が抜群。着底も早いので手返しよく探れる。
- 鉛：タングステンに比べて安価なのが最大のメリット。シルエットが大きくなるためアピール力があり、スローに誘いたい時や、濁りが強い時に有効な場合も。
ロストが怖いときは鉛で様子見するのもアリ！
重さ（ウェイト）
サワラキャスティングでは、水深や潮流、船の流れる速さに合わせて重さを使い分けます。
基本的には、30g〜60gの範囲を持っておけば安心です。
- 30g〜40g：水深が浅い（10m〜20m）エリアや、キャスティングで表層のナブラを撃つ時に最適。
- 50g〜60g：水深が深い（30m以上）エリアや、潮が速い時、バーチカル（縦）に探る時に必須。また、風が強くて飛距離が出ない時にも重宝する。
重めのジグも必ず用意しておこう！
カラー
「高速で巻くからカラーなんて関係ない」と思われがちですが、実はその日の当たりカラーが存在します。
以下の3系統をローテーションするのが釣果アップのコツです。
- シルバー系（ケイムラ含む）：イワシなどのベイトフィッシュに近く、最も実績が高い基本カラー。晴天時や水が澄んでいる時に最強。
- ゴールド（アカキン・ミドキン）：朝夕のマズメ時や、曇天、水が濁っている時に効果絶大。アピール力が高いので、サワラに見つけてもらいやすい。
- グロー・ゼブラ系：深場やローライト時に強い。発光することでシルエットを小さく見せる効果もあり、タングステンジグとの相性も抜群。
まずはアカキンかシルバーから投げてみて、反応を探るのがセオリー♪
サワラにおすすめなブレードジグ
シマノ(SHIMANO) オシア メタルショットTG ボートサワラ
1つ目のサワラにおすすめなブレードジグは、シマノがサワラ専用に開発した、タングステン製のブレードジグ「オシア メタルショットTG ボートサワラ」です。
このルアーの最大の武器は、タングステン素材を採用したことによる「超コンパクトボディ」と「圧倒的な飛距離」。
鉛よりも比重の重いタングステンを使うことで、シルエットを極限まで小さくし、マイクロベイトを偏食している気難しいサワラにも口を使わせることができます♪
小さいのに重いから、向かい風でも弾丸のように飛ぶ！
さらに特筆すべきは、こだわりのブレードシステムと遊泳姿勢。
通常のブレードジグは、早巻きするとボディが回転してしまいますが、このメタルショットTGはボディが回転せず、水平姿勢をキープしたままブレードだけが高速回転するように設計されています。
これにより、サワラに見切られにくく、フッキング率も大幅にアップ！
水平姿勢で泳ぐから、サワラが狙いを定めやすい♪
「狂鱗（キョウリン）」ホログラムを採用したリアルなものが多く、視覚的アピールも抜群。
「オシア メタルショットTG ボートサワラ」は、サワラのナブラが遠い時や、ベイトが小さくてミノーでは反応が無い時の「切り札」として、絶対に持っておきたい最強でおすすめなブレードジグです♪
ハヤブサ(HAYABUSA) ジャックアイ マキマキ ブレードジグ
2つ目のサワラにおすすめな最強のブレードジグは、名前の通り「巻くだけ」でターゲットを魅了する、ハヤブサの「ジャックアイ マキマキ」です。
メタルジグの操作が苦手な方でも安心！
難しいシャクリは一切不要で、キャストして着底させたら、あとはただリールを巻くだけ。
テールのブレードが回転することで、キラキラとしたフラッシングと強い波動を生み出し、広範囲のサワラに強烈にアピールします♪
初心者の方はもちろん、長時間のアクションで疲れてしまった時の「休息ルアー」としても最適です。
難しいアクションは不要！投げて巻くだけで釣れちゃう！
サワラが大好きな「高速巻き」にもしっかり対応し、ボディが回転することなく安定して泳ぐのもポイント。
ただ巻き等の直線的な動きだけでなく、ストップ＆ゴーで食わせの間を与えるのも効果的です。
標準装備の「ホログラムスピンブレード」は、ベイトフィッシュの鱗のような複雑な輝きを放ち、遠くにいるサワラにも気付かせてバイトを誘発します。
ハヤブサの「ジャックアイ マキマキ」は、最初のサーチジグとしてもおすすめな、頼りになるオートマチックなサワラ向けブレードジグです♪
メジャークラフト マキジグ ジェット ライブカラー
3つ目のサワラにおすすめな最強のブレードジグは、驚異的な飛距離とリアルな見た目で差をつける、メジャークラフトの「マキジグ ジェット ライブベイトカラー」です。
「ナブラが見えるのに、あと少し届かない……！」そんな悔しい思いをしたことはありませんか？
この「マキジグ ジェット」は、後方重心の「フライングシェイプ」ボディを採用していて、向かい風でも矢のようにぶっ飛ぶ圧倒的な飛距離を実現！
さらに、本物の小魚の模様をプリントした「ライブベイトカラー」は、日中の澄んだ潮や、スレたサワラに対して効果絶大です♪
見た目が完全にエサ！
リアフックのアイがボディに対して垂直に配置されているため、キャスト時やフォール時にフックとブレードがボディにピタリと寄り添い、空気抵抗を軽減。
着水後はすぐにブレードが回転を始め、高速巻きでもバランスを崩さず、逃げ惑う小魚をリアルに演出します。
メジャークラフト「マキジグ ジェット ライブベイトカラー」は、「遠くのナブラを直撃したい！」とか、「リアルな見た目で騙したい！」というシチュエーションで最強の武器になる、サワラ釣りにおすすめなブレードジグです♪
KAJIKI(カジキ) NA JIG
4つ目のサワラにおすすめな最強のブレードジグは、圧倒的なコストパフォーマンスと耐久性を兼ね備えた、KAJIKI「NA JIG」です。
「サワラカッターが怖くて、高いタングステンジグは投げにくい……」 そんな時の強い味方が、この高比重合金ジグ！
タングステンではありませんが、鉛よりも比重の高い合金を使用することで、コンパクトなシルエットと飛距離を両立しています。
ロストを恐れず投げられる！
そして、このジグのすごいところは6層の多層コーティングによる塗装の強さ。
激しいファイトや障害物への接触でも塗装が剥がれにくく、強烈なフラッシングでアピールし続けます。
Amazonなどでセット販売されていて、1個あたりの価格が非常に安いため、ブレードフックを装着した「自作ブレードジグ」のベースとしても最強。
KAJIKIの「NA JIG」は、あえて危険なナブラに突っ込ませるパイロットルアーとして、ボックスに数本入れておくと精神安定剤になる、サワラにおすすめなブレードジグです♪
JACKALL(ジャッカル) ビッグバッカー E-ブレード
5つ目のサワラにおすすめな最強のブレードジグは、青物ゲームの定番ブランド、ジャッカルが放つ「ビッグバッカー E-ブレード」です。
「面倒なチューニングは一切したくない！ パッケージから出してすぐに投げたい！」 そんなアングラーに全力で推したいのがこのモデル。
サワラ狙いで最も重要なのが「鋭い歯によるラインブレイク対策」ですが、このジグはなんとワイヤー内蔵のアシストラインを標準装備！
わざわざ高価なスペアフックに付け替える必要がなく、買ったその場でサワラと戦える「即戦力」になるブレードジグです。
手間いらずで最強！
もちろんアクションも一級品。
「角度調整されたアイ」により、サワラに見切られない超高速巻きでも姿勢を崩さず、足元までしっかりと泳ぎ切ります。
鉛製ですが飛距離も十分で、価格も手頃。
ジャッカル「ビッグバッカー E-ブレード」は、まさに「Eブレード」の名の通り、誰でも簡単に釣果を出せる、最強のサワラにおすすめなブレードジグです♪
シャウト! ブレードショーテル
6つ目のサワラにおすすめな最強のブレードジグは、ジギングの老舗ブランド、シャウト！が開発した「ブレードショーテル」です。
「タングステンは高すぎるけど、鉛の大きいシルエットじゃ食わない……」そんなアングラーの悩みを解決するのが、このジグの真骨頂である極太ボディ。
素材は安価な鉛でありながら、ボディを極限まで太くデザインすることで、タングステンジグに匹敵するコンパクトなシルエットを実現しています。
マイクロベイトパターンを攻略したいけれど、お財布へのダメージは抑えたい時に最強の選択肢となります！
鉛なのにこの小ささは反則級！
もちろん、ただ小さいだけではありません♪
高速巻きでも回転しにくいボディバランスと、強力な波動を生むコロラドタイプのブレードの組み合わせにより、サワラに強烈にアピール！
さらに、高速巻きだけでなく、ストップ&ゴーやフォールを入れることで、サワラだけでなく青物やマダイまで魅了します。
「ブレードショーテル」は、コスパと実釣性能を両立した、まさに庶民の味方と言える、最強のサワラにおすすめなブレードジグです！
ジャクソン(Jackson) メタルエフェクト ブレード
7つ目のサワラにおすすめな最強のブレードジグは、サーフや堤防からのショアジギングで絶大な支持を集める、ジャクソン「メタルエフェクト ブレード」です。
「ブレードジグって、早巻きするとボディまでグルグル回って釣れない……」そんな経験がある方にこそ使ってほしいのが、この「回転しない」ジグ。
ボディ側面に設けられた独特な「くぼみ」と「エッジ」を対称に配置することで水流を掴み、超高速リトリーブでもボディの姿勢をピタリと安定させ、直進性が高い設計になっています♪
ボディが回転しないことで、ブレードの波動だけを純粋にサワラに届けることができる、まさに「釣るための姿勢」を極めたモデル。
姿勢が良いから、飛距離も抜群！
さらに嬉しいのが、標準装備されたフックのこだわり。
青物の回遊スピードはとても速く、ヒットした瞬間にフックへ掛かる重量が大きいため、トリプルフックよりも強度の強いシングルフックを採用しています。
ジャクソン「メタルエフェクト ブレード」は、不意にブリクラスの大物が掛かっても安心してファイトできる、サワラキャスティングにおすすめなブレードジグです♪
ダイワ(DAIWA) サムライジグR スピン
8つ目のサワラにおすすめな最強のブレードジグは、誰もが知る世界的釣り具メーカー、ダイワの「サムライジグR スピン」です。
このジグの強みは、何と言っても「圧倒的な入手しやすさ」と「基本性能の高さ」。
どこでも手に入る安心感に加え、ダイワ独自の表面処理技術「SaqSas（サクサス）」フックを搭載していて、サワラのショートバイトも驚くほど高確率でフッキングします♪
低重心ボディと小型ブレードの組み合わせにより、超高速巻きでも姿勢を崩さず、矢のように飛んでいく使い心地は、まさに「侍」の如し！
安くて釣れるおすすめのブレードジグ♪
標準でフロントにアシストフックが付いているため、着底させてからの巻き上げで根魚やヒラメも狙える「五目釣り」性能も抜群。
サワラを専門に狙う時は、歯によるラインブレイクを防ぐためにフロントフックを外して、「リア1本勝負」にするのもおすすめ♪
ダイワの「サムライジグR スピン」は、大手ダイワの技術が詰まった、サワラにおすすめなブレードジグです♪
サワラにおすすめなブレードジグ：まとめ
この記事は、「【最強】サワラにおすすめなブレードジグ8選！釣れるカラーやタングステンも」について書きました。
「巻くだけ」というシンプルさの中に、奥深い戦略があるサワラのブレードジギング。
特にマイクロベイトパターンでは、タングステンジグの「小ささ」と「速さ」が最強の武器になります。
ぜひ、カラーや重さを状況に合わせて使い分け、気難しいサワラを攻略してください♪
お気に入りのブレードジグで、脂の乗った美味しいサワラをたくさん釣り上げましょう！
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